カテゴリ:旅する古道具( 2 )

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1.5.『Charles de Gaulle(HT)/Meilland/France/1974』
『Mme Maurin(Tea Rose)/Jean-Baptiste{père}Guillot/France/1853』
この薔薇を手折って挿すと、一日がとても豊かに感じられる。
真夏も姿を変えず、馥郁なるままに咲き続ける愛しさよ。
ジャグはMAASTRICHTのもの。非常に使い勝手がよいものです。
把っ手と注ぎ口の位置にご注目あれ。古道具屋でひと目惚れでした。
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2.『ペラルゴニウム/パールグレイ/Pelargonium pearl gray』
冷んやりした夏に木陰で眺めてみたいですね。次から次へとよく咲きます。
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3.『Rosa palustris(Species)/Unknown』
草ぶえから新苗を迎えて3年目、ようやく蕾がつきました!
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4.『千島ハンショウヅル&トキンイバラ(葉)』
千島ハンショウヅルは蕾の時がいちばんかわいいですね。
今年は一瞬何処に行ったのか焦りましたが、無事見つかって...ホッ。
昨年よりも蕾が沢山あがっています。
古いクリーム瓶も大きさに関係なく蒐集。
植木鉢サイズのものから軟膏瓶サイズまで...実に様々です。
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あなたは雨を見たことがありますか?
目に見える日も見えない日も 雨はいつでも見ています。
そら高く腕を伸ばして 茨の棘で腕を切り裂いた時、
グレイの空がまっぷたつに割れて血潮のように降り注いでくる。
血が腕を伝って肩まで到達した時、ひとは初めて気がつくのです。

長引く低気圧は頭痛を招くこともあるけれど
たった二日で上がってしまう週末の雨はなんと心地よいものか。
あたりに湿った芳醇な匂いを撒き散らし 土の色は花びらで見えなくなる。

私は幼い日、その波がさらってくれるものと信じて。
生まれた故郷へ必ず運んでくれるものと信じて。
雨が猛威を奮う日は 来る日も来る日も高潮を見に行った。
望みが叶ったのは雨に願った印し。うなじに消えない烙印が残った。
睫毛の先に雫がたまって先が見えないのも厭わず。
それは大人になった今も変わらない習性と呼ぶべきもの?
ただ雨の中を歩き続け 日々濡れるのが嬉しかったのです。


〜G d D〜

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昨年の暮れ...私は生まれて初めてアクセサリーというものを自分の為に迎えた。
誰しも...自分に似合うもの、似合わないもの。似合う色、似合わない色。
考え方、そして感じ方...捉え方は様々だろうと思う。
貴金属の類いが何故か私の肌にしっくりこないのだ。
眼鏡のフレームも金属ではなく鼈甲かセルロイドと決めている。
手入れは面倒だが、しっかりした造りの無骨なフレームが好きなのだ。
指も節くれだってみっともない形をしているように思う。
華奢で繊細な光を放つ貴金属は苦手だった。
だから避けてきたし、特別惹かれもしなかった。
指輪でさえもこれから先...おそらく手にすることはないだろう。

素材は何でできているのだろう?
初めて目にしたとき感じるものがあって手にとってみた。
それは磨かれておらず、嵌め込まれた硝子でさえ鈍い光を放っていた。
訊けばイングランドで買い付けてきたものでビクトリア時代のものだという。
非常に男性的なフォルムを感じて用途もすぐに脳裏に浮かんだ。
メビウスの輪のように捻れたリング状のものは白いシャツに。
硝子を嵌め込まれた四角い形状のものは厚手のメルトンのジャケットの襟、或いは帽子に。
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1.ふたつの『ブローチ』鈍い光がとても素敵です。
2.『Gloire de Dijon(Climbing Tea)/Jacotot:France:1853』
気温のせいでしょうか、寒さで葉が銅葉のように染まっています。
3.『H.atrorubens交配株』チェリーレッドのバイカラー小輪。
4.『Mme.Berkeley(tea Rose)/Bernaix:France:1898』
よく咲く薔薇なんですが薮の奥に鉢を置いている為、撮影困難。
けれど今迄でいちばん綺麗な姿を今回見たような気がします。
5.『H.hybridus』草姿は香水月季へどうぞ。
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初めてそれを認識させられたのは小学生の頃だったと思う。
陽光降り注ぐ街で育った私は、
小麦色に焼けた肌の子供たちが机を並べる教室の中でも
おそらく遠目に見ても浮いていたのだろう。
子供はよく訳の分らないことで喧嘩をする。
そのとき決って云われたのが肌の色の違いについてだった。
あぁ...なるほど!これが差別というものかと思ったものだ。
どちらかというと男子よりも女子の方が口々に罵っていたように思う。
こういった現象は都市部よりも田舎の方が根強いように思う。
畑から掘り上げたばかりの牛蒡のような少女たちは今頃どうしているだろう。
逞しい母になって馬鈴薯みたいなオバサンになってるのかな〜♪
どこの街でも転校生で、比較的友達はすぐできる方だったが
想い出は少ないよりも多い方が時として豊かな気持ちになれる。
けれど過去は過去であり過ぎ去った昔はあっさり捨てた方が
より良い結果を招く時も多々ある。
人が手放したもの、捨てたものを愛しく思うのは何故だろう。
古道具に惹かれる度に思う事である。

真冬のグロワール ド ディジョン/Gloire de Dijon。
真冬のマダム バークレー/Mme.Berkeley。
この冬に咲いた二輪はなんともいえない情感溢れる肌色で咲いた。

両者共にとてもしぶとい薔薇である。
枯らしても枯らしても迎え続けてきたが
Gloire de Dijonにはある一定の法則が成り立つことを体感した次第。
やれ病気に弱い...手がかかると云われ続けている薔薇だけれど
特別うどん粉に弱いわけでも黒点にかかり易い訳でもない気がする。
特別扱いせず、傾けさせない栽培法がよい結果を生むように感じている。
今現在我が家にある株は5本目で非常に生育がよい。
昨年、ティーローズを主に扱っているナーセリーから取り寄せた。
つる薔薇として捉えない方がよいかもしれない。
ティーローズは深く剪定しない方がよいと云われているが
この薔薇はきっちり剪定した方がよく咲く。
キャンカーになった枝をばっさり切り落とし、
ほぼ拳骨剪定にしても脇から芽を出し蕾ををすぐに形成する。
足許がスカスカにならない美点を持っている。
私がこの薔薇を初めて見たのはピーター ビールス社のもので
樹高30cm程の6号鉢植えで、蕾も含めて十数輪花をつけていた。
だからつる薔薇だとは知らなかったのだ。

気温が低い季節の蕾は真夏の白桃を思わせる。
やや下膨れの蕾、花びらの縁がかすかに紅色に染まる。
私の胸に咲く白桃のブロウチ。
それは生涯変わることはないだろう。

G d D ~Gloire de Dijon~

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