umbrella。

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1.〜5.『Ann Endt (Hybrid Rugosa) / Steen, Nancy * Nobbs / New Zealand / 1978』
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肉眼で見るともう少し深いクリムゾン。開花翌日には非常に退廃的な色へとブルーイングします。
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今年の春の出来事。
「Rosa chinensis var. spontanea」を観に、
plumさんとふたり 草ぶえの丘を訪れました。
この時季に訪れた第一の目的はもちろん「〜spontanea」の観察だった訳ですが
その前年から、是非とも入手し育てたいと思っていた薔薇の新苗が
わずか数本のみ店頭に並ぶという情報を こっそり仕入れていたのも裏の目的でした.笑

ほぼすべての薔薇はまだ芽吹いたばかりで園内には誰も来園者はおらず、
「〜spontanea」も散った花、ぎりぎり見頃の花...といった状況でした。
後にも先にも こんなにのんびりした状況で薔薇園を訪れたのはこの春だけ。
撮った写真も既にお蔵入りの3枚のみ!!!ピンクの『〜spontanea』と『Rosa hugonis』だったかな。
ふたりで薔薇談義に花を咲かせ、 新緑に包まれたガゼボでの昼食は実に贅沢なひとときでした。

私は今年はその育てたいと思っていた薔薇と 友人から頼まれていた「〜spontanea」と「Louis Riel」。
それだけで充分だったのですが、
薔薇の見頃でもないこの時季に訪れた私を見てY氏は上目遣いでボソッと一言。
『「Ann Endt」あるよ...。』.笑
遡ることその前々年の冬に『Rosa clinophylla』を接いで欲しいといった
あぁ...例の奇特なヤツだ...と、Y氏は憶えていらっしゃったのでしょう。
そしていつも連れ帰る薔薇を通して好みもなんとなく把握していらっしゃったのだと思います.笑

真の目的だった薔薇は『ヤマイバラ』。
親木が不調だったのを見ていましたから しばらくは無理だろうと思っていたのですが
「今年は園内の薔薇、すべてご要望があればお接ぎできます」との言葉も聞いていましたし
その言葉を信じて だいたい何本くらいの苗が並ぶかまで想像を逞しくしていたのでした.笑

私が今年の春に草ぶえの丘から迎えた新苗は計4品種。
今回の主役であるこの『Ann Endt』。
そして残る2株は「Louis Riel」と「Henry Hudson」。

Y氏は熱く語ります.笑
とにかく蕾をどんどんあげてくる薔薇だから秋までは摘蕾に徹すること!
私はこの薔薇を初めて意識したのが秋の紅葉時でしたから、
てっきり一季咲きだと思っていたのでした。

氏の言葉通り...摘んでも摘んでも蕾をあげてくる!
嗚呼...どうしよう、咲かせちゃおうかな...と、何度誘惑に駆られたことか.笑
一度目は6月中旬頃だったかな...、そして二度目は7月も下旬を過ぎた頃でした。
株元からべーサルシュートが合計二本も出て元の主幹がどれだったか分からなくなりました.笑
枝は水分をたっぷりと含んだ質感で萌黄色。全体像はまるで噴水のようです.笑
現在四方へ枝垂れて それぞれの枝先に房になり蕾を多数つけています。
この花は誘惑に負けて...もうそろそろいいかな?と、
なす術もなく咲かせてしまった実におめでたい我が家で一輪目の花です。
現在八つ程蕾が控えています。さぁ...この後どうしましょうか?笑

Y氏はカナダの女性育種家の生み出した薔薇だと仰言っていましたが
作出年は同じでも作出者は図鑑によって表記は区々。
薔薇に精通していらっしゃる方ならこの薔薇の高配親がそれぞれ何であるかを既にご存じでしょう。
秋に3段階に色づく枝葉のように...実にスパイシー且つエキゾティックなシナモン香。
宵闇が迫ればそっと花弁を静かに閉じ...その残り香だけを闇の中に紅く灯す。
誘惑に勝てるはずがありません.笑

ちなみに『umbrella』とは...
私がブログを開設するにあたり いちばん最初に頭に浮かんだ言葉です。

〜G d D〜

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